恥ずかしながら気づいていませんでした。
繁殖業者とブリーダーの違い。
ペット動物流通販売実態調査 報告書
を読んでみました。
専業繁殖者という言葉ですが、それは「多品種、多頭数、牧場での大規模繁殖」を行う業者で、
ブリーダーは「一犬種及び少犬種の繁殖多頭数生産のケースが多い」だそうです。
まあ明確な区分ではないでしょうけど。
まあそれは置いておいて。
今に始まったことではありませんが、繁殖業者等に関わる悲惨な事件が多いです。
このへんですね。
http://ark-angels.com/rescue.html
繁殖業者ってわけではないみたいですけど。
あとコラムでとりあげたのではこれとか。
「住宅兼犬舎が全焼、犬60匹焼死?」というニュースなのですが、
ここは170平方メートルで120頭飼っていて、これって多いの?って疑問がありました。
それでちょっと数字を探したのですが、古いですね、環境省。
「ペットデータ年鑑2002」が元で、2001年8月時点のものだそうです。
でも一応書いておくと、その時点で年鑑に記載されている「生産業者」数は、
全国で1307軒。そして生産頭数(犬猫)は97、800頭。
一軒当たり約75頭産ませている、と。
1307軒中、実際小さいところも大きいところもごちゃ混ぜでしょうから、
難しいところですね。
一度に4頭出産すると計算して、親が18頭。毎年出産させることはないとして、親は30頭くらい?資料には
「● 犬を取扱っている業者の保有頭数(オス/メスの合計)は、5頭未満が19.3%、10~20頭未満が18.7%、5~10頭未満が18.3%という順に なっており、20頭未満で55%超を占めている。なお、50頭以上も10.4%と2桁の水準にある(図表17)。平均保有頭数は22.5頭である。」
とあるので、まあ近いかな?店も含んでるし。
だから、100頭以上飼っているようなところは相当デカイ、と思われます。
年鑑とか、環境省のアンケートにリストアップされている業者では。
実際どうなのか知りたいところです。あと設備面とか人員とか。
ちなみに、97、800頭生産されたうち、我々の手元まで届くのは77、000頭。
差分はセリとか卸とかお店とか回っているうちに病死したりした分だそうです。
5年前のデータですので今と差が大きいかもしれませんけどね。
そんな感じだそうです。
2006年10月02日(月)
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